ハーバル社長のブログ

【スターウォーズ】ローグワン 圧倒的な音響と写実

5月4日はスターウォーズの日だそうです。

「May the force be with you(フォースとともにあらんことを)」

なるほど、劇中で良く言ってますね!

May=5月

Force=4(Fourth)

そういえば、うっかり見そびれてしまったのでにDVD借りて来ました。

まず驚いたのが音響の素晴らしさ

フルオーケストラの重厚で壮大な音楽。

メリハリの効いた切れのよいミキシング。

スペースオペラだけあって鳴り響き方が半端ありません。

 

あんまり凄かったので調べました!

音響はスターウォーズ開始時、監督だったジョージルーカスがこだわり抜きTHXという音響部門を作ったのがはじまり。

 

なんと今では独立した会社としてスピンオフしています。今度映画を見に行く時はしっかりTHX対応の映画館に行きますね。

ちなみにこんな画面

トイストーリーとかでブワーンとなっているアレです!

劇場で聞くと「ぐわーーっ大丈夫かぁー!」と驚かされます。

THX社が基準を満たしているかチェックしてそれぞれ認証を与えているそうです。

 

宇宙の音を再現する為に表現技術を開発するジョージルーカスはたいしたものです。

 

ジョージルーカスはこんな名言を残しています!

「映画というエンターテインメントの50%は音楽や音響によるものだ」

 

 

スターウォーズの主役は?

僕はてっきりルーク・スカイウォーカーだと思っていました。

じつはダースベーダーだったと、続編が出た時に知ったのです。

たしかにダースベーダーが出てこないスターウォーズは物足りません。

今回のローグワンでは最後の方になってようやく登場。

創始者であるジョージルーカスは、ダースベーダー(本名、アナキン・スカイウォーカー)にこんな思いを込めさせています。

 

アナキンが抱えている問題の根源は、執着を捨てられないことにある。諦めをつけ、自分の人生を歩むべきことに気がつかない。厭だからというだけで、太陽が昇るのを止めることはできないのだ。しかし、アナキンは執着することでさらなる力を追求し、ついには宇宙を支配できると考えるところにまで行き着いてしまう。それこそが彼の真の転落であり、悪になるということでもある。

―ジョージ・ルーカス

 

執着することにより悪に手を染めてしまう。

なんて深いストーリーなんでしょうか!

 

時に手放す事も必要ですね。

お金と美女は追うと逃げると言われています。うん。多分そうです!

 

スゴイ面白いのが彼の名言、「映画というものは、それが幻想であるところに秘訣がある」

以前の作品で宇宙なのに爆発音が鳴り響くのがオカシイと指摘され

 

「俺の宇宙には音があるんだよ!」

 

なるほどー!幻想を壊してはいけません!

 

幻想でありながら、このローグワンでは、どこかで見たような光景を大切にしています。

そう、世界中で繰り広げられる紛争、弱者の視点、混乱、憎しみ、裏切り、

場面は幻想でも感情は普遍的です。

 

そのあたりのバランスが人気の秘訣であり、最高傑作と言われる作品になっていると思います。

ぜひ、見る機会がありましたら良いヘッドホンで楽しむ事をオススメします!

【劇団RIN part2】ドアを開けたらトンでもない光景が浮かび上がった!そうアレの最中!

前回までのあらすじ

17歳の僕は、大学に入るために地元の劇団を電話帳で探し出し断られました。

直接交渉するためにノンアポで来てしまった劇団事務所。

見るからに怪しく、中から怪しい物音がします。

意を決して劇団のドアを開けた、そこには!

女、

裸の腹だ。

そうです、蛍光灯の下にいたのは女。

なぜか、男と女が腹を抑えて寝転んでいるのです。

それが腹式呼吸というものだと後で知る事になります。

女の腹が眼前いっぱいに繰り広げられたのは、腹式呼吸をわかりやすくするため

シャツをまくり上げ、へそを出していたのです。

 

眼鏡をかけて色の白い女は、びっくりして、

「何ですか?」

予想通りの返答

「劇をやりたいんです!」

率直に伝えてみました。相手によったら交渉はここで断絶するのも覚悟の上です。

「何で?」

進学のために必要だと、持っていた資料を見せました。

とりあえず、見学しなさいと内部に通してくれました。

 

30畳あるのでしょうか、広い部屋にはグレーのカーペットが敷かれていました。

壁面は鏡が据付けられています、本棚、机、

普段の生活からかけ離れた世界。

3人の男女がいました。1人は若い女。30歳ぐらいのさっきの白い女性。

そして、中年の男。それが劇団RIN代表の中村さんでした。

 

「あーーー!」

 

突然、3人が叫び出しました。発声練習です!

僕はこんな中でやって行けるのか?すごく不安だったのを覚えています。

 

だいたい、女オンチで、非恋愛体質の自分。

愛憎渦巻く情念の世界でまともに生きられるとは思えませんでした。

 

あれから2o年以上経過、

1番向いてないと思われた自分が、どうした訳か長い長い付き合いになっています。

現在の劇団の様子

1987年は希望やきらびやかさに満ちた恋愛がテーマ。

今は絶望を分かち合っているような閉塞感。

過去の公演実績があちこち貼られています。

ほとんど自分は知らない公演です。

そうそう、劇団は芸能活動もやっていたのです。

いつの時代でしょうか?

僕は個人的にいろいろ出させてもらったけど、

台本がこんなにたくさん!

ここまで引っ張ってきた中村さんの努力は凄まじい!

なんと団員、2人になってしまった事もあったとか。

ほかの劇団に協力してもらい乗り越えて来たそうです。

そうそう、ティーダの風という劇で主役をやらせていただきました。

これは続編。

日系アメリカ人の役でした。

本当に外人と間違えられていました。しかも日本人と言っても全く信じてもらえなかったです。

ビデオがたくさん。VHSですよ〜。

劇団RIN 黄金期で時間は止まっているかもしれません。

代表もだいぶ丸くなりました。以前は怒鳴ってばかりいたのですが。

今は若い人達と共通の目標の下、成長できる自分が嬉しいです。

ずっとこのような場を守ってくれていた代表の中村さんに感謝します。

 

これからも、静岡を楽しくして行きましょう!