ミナローザ改装しています
1999年にミナローザの建物が完成してから初めての大改装。
なぜ改装が必要なのでしょうか?
そもそもミナローザの歴史を振り返ってみましょう。
17年前 始まりは雑貨屋
そうなんです。この建物は雑貨屋としてスタートしたのです。
ファンシーなお花フリフリな雑貨。カフェカーテン。
カップアンドソーサー。洋風のライフスタイルの雑貨でした。
しかも、当時サラリーマンだった私が仕入を手伝っていたのです。
次に海鮮丼を始めました
先代の社長はなぜかその後、海鮮丼を始めました。
この雰囲気で海鮮丼は凄まじい違和感でした。
カレーもありました。実はこのカレー、なかなか美味しかったです。
飲み物はコーヒーでした。
水出しコーヒーの設備もありましたが、逆にそれしか無かった。
よくこのメニューで始めたなぁ!と関心します。
調理がいらなかったので良かったのかもしれません。
しかし、当時の店長はまったく調理が苦手で海鮮丼が作れなかったのです。
そこで店長も出来る仕事をしなくてはいけなくなりました。
次に始めたのがガラス工房
ガラスを溶かし、花瓶やアクセサリーにするガラス工房を始めました。
ハンドメイドで空き瓶を再利用した商材です。
教室も行っていたのでたいしたものです。
テレビ取材もやってきて久保ちゃんが熱いガラスを悲鳴をあげながら加工していたそうです。
当時電気釜を使っていたのですが、ものすごい電線を引っぱり、一つ作るのに30分以上かかっていました。はっきり言って効率が悪いです。
店長ががんばって作っていたのですが生産量に限界があります。
当時は私も他に勤務していたので詳細はわかりませんが商品の数は少なかったです。
コンサバトリーも完成 3つの建物で3つの入り口3つの商売を同時に行う
この時、10年前。私も戻りました。
カフェとガラス工房と雑貨屋が3つの入り口で3つの建物で行っていました。
コンサバトリーはフランス人のデザイン。
クリエイティブな会社がチャレンジして作ったものです。
しかし、クリエイティブすぎて問題が起き途中で建築を放棄して大工さんが帰るというトンでもない結末を迎えます。
今回の改装の目的
先代から引き継ぎ、3つの事業をカフェにまとめ、お客様の癒しの空間へと舵を切りました。
今回、意識して改革を行う点
① 魂を吹き込む
② 空間を味わう
③ お客様と夢のような時間を共有したい
魂とはコンセプトです。いままで海鮮丼とか、ガラス工房とか、ファンシーな雑貨。
まとまったコンセプトに欠けていました。
ミナローザではクラシカルで温もりあるラグジュアリーを体現してみました。デザイナーの夢見た空間を味わい、夢のような体験を提供します。
うまいものを食べるだけでは無く、人生に深く感動を盛り込むような素晴らしい時間を作りたいと思います。スタッフ一同、それを楽しみにしています。
ぜひミナローザに寄ってみてください。きっと成長しようというエネルギーに満ちているはずです!
ぜひ、社長を見かけたら声をかけてやってください。最近、厨房ばかりでお客様と話せなくて寂しいのです。