東新田の蕎麦屋さん「たてしな」
今年は特に混んでいました。
一年で1番忙しい時です。
そばは体に良いさまざまな成分が含まれています。
そばが体に良い理由
そばは強い植物です。0〜40度の厳しい環境でも育ちます。
なぜそんな強いのか?
そば自体が紫外線の害を防ぐために抗酸化物質を作ります。
それがルチンです。
フラボノイド配当体のルチンはルチンは エルダーフラワーsambucus nigra セイヨウニワトコにも含まれる成分。
紫外線や放射線、大気汚染などは活性酸素を発生させます。
活性酸素とはエネルギーを体内に取り入れた後、エネルギーを生み出す過程で発生する不安定な状態の酸素です。
主な活性酵素の種類
◆スーパーオキサイドラジカル
◆ヒドロキシラジカル
◆過酸化水素
◆一重項酵素
活性酸素は悪者だけではなく体内に入って来た病原微生物を攻撃し生体防御に役立つというメリットがあります。
しかし紫外線、ストレス、過剰な運動、排気ガスなどで必要以上に活性酵素を発生させると細胞や遺伝子を傷つけることとなり老化、アレルギー(自己免疫疾患)動脈硬化、がん、などの因子となります。
そばの持つ強さ=紫外線や雑草や虫に負けない「植物化学成分」ルチン!
植物は動けないかわりに「植物化学成分」で自身を守っています。
この植物化学成分をフィトケミカル成分といいます。
ルチンはフラボノイドというポリフェノール類。同じくポリフェノール類、お茶で有名なカテキンがあります。
人は光合成ができないかわりに植物から養分をいただき、ビタミンをはじめとする補酵素を取り入れ植物化学成分で体調を整えてきました。
年末にそばを食べ、ストレスを癒し年越しを迎えようという先人の知恵。
ありがたく大切に受け継いでゆきたいですね!