きっかけは彼女。ユーザ車検を始めたきっかけ。
ユーザー車検、かれこれ10年以上お世話になっています。
実は、ユーザー車検を始めたきっかけは当時の彼女でした。
ユーザー車検ってご存知ですか?
車検は4種類あります
自動車検査、いわゆる車検には方法が4種類あります。
①指定整備工場
いわゆる民間車検場のことで、認証工場の中でも特に検査機器を持ち、自動車を点検整備するだけでなく、国に代わって自動車検査員が検査をできる工場のことです。
②認証整備工場
エンジンやブレーキなどの分解整備を事業として行うことができる整備工場のことです。、国に代わって検査を行うことはできませんので、ここで点検整備を行った場合は、自動車技術総合機構の検査場に車を持ち込んで検査を受ける必要があります。
③ユーザー車検
ユーザー自身が運輸支局等に自動車を持ち込み、自動車技術総合機構の検査場にて検査を受ける方法です。自動車の点検整備は、検査の前または後に、ユーザー自身の責任で行う必要があります。
④ユーザー車検代行
ユーザー車検における、自動車の持ち込み、検査場での検査を業者が代行して行います。
つまり①の指定整備工場以外は陸運局の検査場にて車検を受ける事になります。
ユーザー車検にせざるを得なかった
10年前、彼女が家の玄関に車を突っ込んで壊してしまいました。
修理したものの、直後に車検をする必要があったのです。
購入したディーラーに持ち込んだら、車検だけで30万近い金額。
ワイパーから窓の部品、タイヤ、トランクの金具まで関係無いと思われる見積もり項目が並んでいました。必要ない物を外すように交渉したのですが頑に拒否。
「車検ってこんなものですよ」
いや、違うだろう。しっかり走るように整備したから交換しなくても良いはずです。
ユーザー車検を受ける事にしました。
陸運支局に検査場があります。
重量税、自賠責といった普通の車検で払っているものを支払います。
検査手数料、1800円
純粋に検査料金はこの金額です。
やり方は当時、動画が上映されていたのでソレを見て覚えました。
同じような動画を見つけたのでユーザー車検をやってみたい人はどうぞ。
結果として安くできたので大満足でした。
以降、ユーザー車検が自分の中で定番となりました。
今回失敗しました!その理由はアレが無かった!
10年乗っている古い車があります。
知り合いの整備工場で整備して検査場に持ち込みました。
検査員が「ブレーキ警告等が点灯している」と指摘がありビックリ。
なんだコレはー!
これが点灯していると車検は通せない、そうです。
半年前にブレーキパットを交換。その整備工場に見てもらう事に。
警告灯はエラーなので、解除ができるはず。
が、できない!
が、できない!
ついにお手上げです。しぶしぶBMWのディーラーに行って解除の申し込みをすると
「10分で出来ますよ!」「無料です!」
コンピューターにつなぐテスターはディーラーしか持っていません。
車を預けて後、電話がかかってきました。
「ユーザー車検の書類を見つけた!」
大変不愉快だったようです。
とりあえず、車を置きにディーラーに行くと知らない社員の人が
「なんでパットをよそで交換したんですか!」
やっぱりそう来たか。
「知り合いだからです」
そう答えると
「知り合いだから交換したのですか!」
はぁ、、。そうですか。
結局センサーが異常で交換代金、16300円
車検は一発で成功。。
デイーラーにとってユーザー車検は敵なのかもしれません。
新車買い替えのチャンスを潰してしまうのですから。
古いものを大事に整備して使うのもなかなか良いですよ。
今の車は古いけど思い出がいっぱい詰まっています!