劇団ってどんなイメージがありますか。
はい、オタク?貧乏?汚い?
そうです!そのイメージを損なわないように頑張っている劇団が静岡にあります!
それが劇団RIN
なんと、6月の舞台に私が出る事になりました。
なんで? 実は大学進学の時にお世話になっていたのです。
大学は大阪芸大です。なんで芸大を選んだか?
その当時の自分は私立大学5大学コースというものにおりました。
東進ハイスクールという塾です。とうじ金ピカ先生の佐藤先生に習っていました。
僕は学ぶほど、疑問が湧いて来ました。
勉強して何するの?
こんな疑問もつの、バカでしょうか?
偏差値教育の勝者になって高い給与をもらって、その先どうするの?
だって偉くなって時代の波を読めなければ会社は潰れるし、役人になっても失敗すると思います。
その時の自分の考えは
「いずれ大量生産は行き詰まる」
当時、89年。バブルまっさかり。ジャパン アズ ナンバーワン!
ぶっちぎりで豊かで、平和で、給料は右肩上がり、企業は世界で連戦連勝。
ファミコンは最強。F1も最強。
僕はこの繁栄は本物では無いのでは?そう思っていたのです。
日本型のものづくりは本質的に欧米の技術を下敷きにしたもの。
だって当時、車の技術で日本独自の世界特許を取っているパーツ
ウィンカーと同一のヘッドライトのスイッチだけ。
日産の特許でした。あと、残りは全部欧米の特許でした。
ベストカーという雑誌に載っていて仰天したのを覚えています。
東西冷戦のおかげで為替に守られていた経済活動ですが、プラザ合意で円安に振れバブルになりました。ドルが流れ込み「金あまり」になっていたのです。正しくは意図的に証券市場に外資資金が流れ込み投資が投資を呼ぶ状況だったと思います。
しかし、それは両刃の剣。全てのコストが上昇すると日本で作る理由は無くなります。
だって特許、ウインカー以外はあっちの物ですよ。ナンバーワンじゃないでしょ。
ぶっちゃけ思いませんか、安く作る競争を世界中でしたらプロダクトを軸とした豊かさは潰えると。
この繁栄は各国でスクラップビルドを繰り返しながら戦争を引き起こし、いずれ全てを破滅させる。
経済学、経営学、マーケティング、いかに市場を奪い、ターゲットに訴求し、社会資本を手元に呼び込めるのか?
勉強して学んで、勉強して生み出すのは大量生産をいかに効率良く行うのか?ではないですか?
いずれダメになる、ダメになった時には対応不能。破滅です。
僕が芸大へ行ったのは、美しいって何?
ただそれだけの答えを得るためだったのです。
美しいに込められた宇宙をいかに投影するのか。
そのために芸大に潜り込もう、そう決めたのです。
おおお!
なんと、1000文字を超えてしまいました。
しかも劇団RIN全然出てないじゃん!
さて次回はしっかり劇団RINについて書きたいと思います!