朝、安倍川の土手に出てみると富士山。
かすんで輪郭がほんのり朝日に照らされていました。
この光景を見た時、先行きの見えない時代を象徴しているようでグッときてしまいました。
もう何十年も失望と喪失感に苛まれて、希望も打ち砕かれてきたのです。
この幻のような富士山、昔の人もこんな色彩で見たのかな?
でも、考えたら、平和と言われた江戸時代も飢饉や疫病、火事や地震など生きて行くのに大変だったと思います。
先行きが不確かなのは当たり前。現代の私たちが安定をいただいてるのも最近の事。
昔の人も富士山を複雑な気持ちで見ていたかもしれませんね。