ハーブティーの美味しい飲み方

ハーブティーはいろんな飲み方があります♪

ずん 飯尾さんが番組でいらっしゃった記念写真です。

飯尾さんに「ハーブティーが意外と美味しかった」とコメントを頂きました!

ハーブティーは癖のある飲み物、そんな先入観ありませんか?

(自分もそんな認識ありました。良薬は口に苦しというコトワザ通りに)

でも、ハーブの本当の美味しさは、種類、生い立ち、調理で変わります。

ハーブティーこそ淹れ方で味や成分が変わる非常に繊細な飲み物だったのです。

 

ハーブティーが不味い?

「妊娠中に飲んだタンポポコーヒーが不味かった、だからルイボスティーを飲みましょう」

ある健康食品の店で書かれた記事を読み、非常に残念に思いました。

実は、ほのぼのした名前のタンポポコーヒー。ちょっとした美味しく飲むコツがあります。

美味しいハーブティーの飲み方

Decoctions  デコクションズ

硬い果実、根を抽出する時に有効な方法です。10分から20分水に浸してから火にかけます。

抽出後すぐにハーブを取り出すのがポイント。24時間以内に飲み切ってくださいね。

タンポポコーヒーはこのデコクションズで飲みます。独特のエグミが軽減され、香ばしさが際立ちますよ。

と、書いていて心配になり、お店でもデコクションズで抽出しました。美味しさは主観なので念のために店員さんと飲んでみると、、

「美味しい〜〜!!」タンポポコーヒーはブレンド次第でも、より美味しく楽しめます。

(タンポポコーヒー ダンデライオン ブレンド)

 

Macerations マセレーションズ

水出しと呼ばれる方法です。紅茶、緑茶をマセレーションズにすると苦味・渋味成分の「カテキン類」や「カフェイン」の抽出を抑えながら、甘味・うま味成分の「テアニン」を抽出できます。この「テアニン」こそ、ほっこり癒し効果の主役。さらにマセレーションズでは見逃せない効果があります。

茶に含まれるビタミンCなどは熱によって壊れやすいという性質があります。(ビタミンCは10分間茹でると50%以上が分解される)

(カフェミナローザでは紅茶をマセレーションズで抽出。旨味がたっぷり、飲みやすいです)

Infusions インフュージョンズ

熱湯で抽出する一般的な方法です。ただ注意したいのが温度です。タンニン、カフェインは80度。時間経過によって溶け出してしまうので渋みが深くなってしまいます。

ところが、熊本大学 前田名誉教授によると植物の有効成分は熱を加える事で吸収ができるそうです。有効成分の多くはセルロースという食物繊維の一種でできた細胞壁に包まれており、噛んだり、刻んだりした程度では有効成分をわずかしか吸収できないそうです。

前田教授の研究では加熱して煮出したほうが植物の抗酸化成分が10~100倍もあることが発表されています。それぞれの強みを生かし飲み方を工夫する事で美味しくハーブを楽しむ事ができます。

 

ハーブティーをどのタイミングで飲むの?

食前なのか?食後なのか?迷う所ですが、ハーブの種類や目的によって異なります。

一般的には消化器官に負担にかからない食後がオススメですが、マルベリーのように食前に飲むものもあります。

ちなみに、タンポポコーヒーことダンデライオンは食後、3 ~ 5グラム デコクションズ。

タンポポコーヒーはヨーロッパでは“自然の薬局”と言われるほどのハーブ。妊婦さんにとってタンポポは非常に大切な成分が含まれます。

★妊娠中は黄体ホルモンが腸の動きを抑制、腸の蠕動運動(せんどううんどう)低下するため便秘になりやすくなります。そんな時、ダンデライオンに含まれる水溶性食物繊維のイヌリンが心強い味方になります。飲み方で美味しくなることもあるので、タンポポコーヒーを嫌いにならないでくださいね。

今日、石の隙間に可愛い西洋タンポポが咲いていました。

是非、タンポポ(ダンデライオン)の美味しいハーブ、食べてもイケるんです。体当たり実験しますよ〜!

ルイボスティー、実は謎の多いミステリアスな飲み物です。ルイボスティーの故郷、アフリカ植物の専門家を招いてハーブの番組「ハーバルで行こう!」の収録が決まりました。ハーブに関して非常に造詣が深い方です。現代のプラントハンターの命懸けの冒険話、ワクワクします。

何事も奥が深くて不思議がいっぱい、毎日が冒険ですね。

なぜ、サッカー・音楽・ファッションは時代を魅了するのか?

世界最大のスポーツの祭典、FIFAワールドカップ!日本、善戦しましたね!

日本 対 ベルギー素晴らしい試合でした!

 

実はサッカーが好きで隣の街、藤枝MYFCの個人(小口)オーナーの一人です!たまに応援に行きます!

(もっと発信しろよ〜!と自分でも反省!)

実はサッカーと音楽とファッションの根っこが同じではないか

強く確信した出来事がありました。

 

横浜で行われたVMDセミナー。

株式会社ワールドの店舗開発を30年していたマットが講師でした。

V=Visual MD=Merchandising
ビジュアルマーチャントダイジング。
商品を購入へ導く見せ方という意味です。

現在、店のコンセプトを前面に打ち出した改装を控えています。マットの知性からヒントを得たいと思いました。

マットのセミナーは実践的!そのエッセンスと偶然の融合で面白いインスパイアーを得る事ができました!

それは懇親会で放映された日本対ポーランド。

ポーランド選手、3拍子!パスのタイミング3拍子、タタター!

点を取られたセットプレー。
セットプレーも蹴るの ワンツー スリー!

一番外を走りこむ選手がわかりやすいのですが
走るの3拍子!タタタ タタタ!もろ3拍子です!

こんな事言ってるサイトも無かったので音楽の先生に相談。

「確かに3拍子だ」

驚愕しました。ポーランドと言えばポロネーズ。4分の3拍子!あのショパン。英雄ポロネーズが有名。すごいな!民族の持つ個性、特性は形を変え表出するんだと感心!

 

「あ!VMDもそうだ!」

マットのセミナーで学んだ内容とある閃きが融合しました。

 

ファッションがVMDで見せたいもの
流行って何?トレンドはなぜ生まれたか?

 

VMDの根源であるファッションのシステムはパリで発明されました。パリ万博でジャポニズムが席巻。モネ、ドガ、ゴッホといったエコール・ド・パリと呼ばれる印象派がセンセーションを巻き起こしたのは有名ですね。

「ジャポニズム」の画像検索結果

「エコール・ド・パリ 浮世絵」の画像検索結果

(Wkipedia より)

ちょうど、産業革命が行き渡り中産階級が興ります。
ティモニエにより開発されたミシン。1860年アイザック・シンガーにより大量生産が可能に。衣服の世界でもポールポワレが「キモノスリーブ」を発表。ブームに迎合します。

(Les Modes de la femme de France)

ギャラリー・ラファイエット」が劇場の手法を用いてライフスタイルを提案。百貨店の出現です!

(パリに行った時に撮影しました。確かに劇場みたい!)

大量生産により、prêt(プレ)「用意ができている」porter(ポルテ)「着る」プレタポルテが消費の中心になります。そうファッションが流行というシステムを作り大量生産を行いVMDで売る!

(モードを体感するってこれかー!マットのおかげで様々な情報が連結!)

前置きが長くなりましたが、ファッションもモードという文化的背景が背骨にあります。もっと踏み込んで言うなら民族文化を取り込みビルドしスクラップして(シャネルがポワレをすり潰したように)新陳代謝に繋げてきました。ファッションが消費の中心だったのも頷けます。

 

音楽のモードも同じ

 

この文章のテーマの一つでもある音楽。
音楽もモードがあり、ファッションのモードと共通点があります。これも「民族」なのです。

Cのモード
Cからスタート アイオニアン
Dからスタート ドリアン

(そんなのあるんだ。へー。でいいです。そんな響きの話)

このモードの起源はギリシャです。
なんとギリシャの民族の特徴が旋律となっています。

ドリア=ドーリス人
ロクリアン=ロクリア人
イオニアン=イオニア人
ミクソリディアン=南リディア人

民族=音楽

余談になりますが、このモードで有名になったのが天才マイルスデイビス!

モード旋法のヒット曲「So what」
ディビスは楽譜にモードの音階だけ書いてメンバーに「これで演奏するように」言ったそうです。

この曲のモードはドリアン。ドーリス人の音階。

ドーリス人はスパルタを作り、ドーリス式という建築様式を残しました。民族から発する色彩は今も褪せる事なく私たちの生活を豊かにしています。

 

音楽とサッカーVMDの背景は同じ

さぁ、いよいよ結論です!

音楽とファッションとサッカーの相関関係が明らかになったでしょうか?モードがしっかりビジュアライズされる事

W杯サッカーでは各民族のモードが垣間見れました。

日本はどうでしょう?

日本は田植えを思わせる正確でコツコツしたパス回し。
我慢という言葉が相応しい。さすが1000兆円も溜め込んだ民族です。しかし突然、祭りのように開放する瞬間もありそこが魅力です。

ベルギーも3拍子で走ってましたね!ベルギー、オランダ、ポーランドは3拍子の踊りを共有しているそうです。強い理由はそこでしょうか?

日本は惜しいという印象ですが

シュートはベルギー24 対日本は11

枠内を捉えたのが8対4

ブロックが6対3

数値的には倍の実力の相手を日本が耐えに耐え、かつ攻めた。凄まじい戦いをよく日本代表は頑張りました!えらい!

 

ルートから生まれるモード

「モード」が影響して、音楽、ファッション、サッカーのプレースタイルにまで影響を与えてると思います。

 

世界観=モード=民族が持つリズム

それプラス、自分の根(ルート)

明確な可視化と様式の構築が必要ですね。

それが感動的なVMDだと思います。購買により社会の一員として経済を動かしている事が美術館と大きく違う所だと思います。そう、経済もモードの一部!

 

ファッションにどこの文化のどの時代、どんなリズムが流れているのか?そこまで意識できると面白そうです!

 

逆にそこが曖昧になりコモディティ化。

ファッションが時代の制服として退屈な役割を担う事になったのでしょうか?本来はダイナミックで感動的なものなんです!

 

そうそう、ルーツが大事という話のオマケで実はワールドカップ過去19大会。

優勝国は自国人の監督が率いているそうです。

自国のモードを引き寄せるのが大切のようです!

スポーツも音楽もファッションもモードから逃れられない。
いや、モードを持たないといけない!それを強みにする事が必要だと思います。

特にサッカーは久しぶりに日本を再発見する事ができました!
これからは世界の強豪のモードも楽しみたいと思います!

あと、藤枝MYFC 活躍を期待してるよーー!